8月25日 カラー勉強会
9月1日ガーベラ勉強会
花屋さんとの勉強会、8月のゲストは、千葉県君津市のカラー生産者ブルームネットさん、9月は静岡県浜松市のPCガーベラさんでした。その内容は、「なにわ花にっき」で、リアルタイムでお知らせしたとおりです。
ブルームネットHP http://www.bloom-net-calla.com/
PCガーベラHP http://www.ne.jp/asahi/pcgerbera/hp/top/ でもご覧いただけます。
まさに、夜8時から深夜まで、熱い勉強会でした。
大阪の熱い夜をさらに熱くしたのが、ブルームネットさんとPCさんの花屋さんに伝えたい「熱き想い」でした。
両グループともに、「環境にやさいい生産・流通の国際認証であるMPS」を取得し、さらにブルームさんは「7日間の日持ち保証」、PCさんは「採花日表示」に取り組んでおられます。まさに最先端を行く生産者たちです。これからの花産業に、激震をもたらす生産者グループで、要注目です。
取り組みのひとつであるMPSについては、残念ながら花屋さんと議論を深めることができませんでした。なぜなら、花屋さんはエコファーマーやMPSについてなにも知らされていないからです。花屋さんを対象にしたMPSもあるのですが、まだまだ認知度は低いようです。
エコファーマー、MPSの課題は、花屋さんに知っていただくことです。
産地では、エコファーマーやMPS以外にも、朝採り、日持ち保証、採花日表示、咲き切り保証・・・、そして花育、いろいろな取り組みが進行中です。
それら取り組みの最終目標は、国産の花の消費を拡大し、それぞれが利益を得ることです。
産地での熱い取り組みを、どのように活用するのか。
1.花市場は、朝採り、日持ち保証、採花日表示などの産地での取り組み情報、こだわり情報を、web販売やせり電光掲示板の備考欄などで花屋さんに伝える。
2.産地にとって、採花日を表示することには、何の問題もありません。採花日表示があたりまえになってくると、花の流通、市場のあり方そのものが変わっていかざるをえません。産地→市場→花屋→消費者の時間をいかに短くするか、が課題になります。あいまいであった「花の鮮度」とは、「収穫してから消費者に届くまでの時間が短いこと」と、定義されるようになります。
3.花屋さんは産地情報をポップやチラシ、口頭でお客さまに伝える。さらに、日持ち保証したカラー、採花日表示をしたガーベラを、どのように活用して、売り上げ増に結びつけるか、ボールは花屋さんサイドにあります。
4.忘れてならないことは、さまざまな情報は、花屋さんに支持されるモノ=花があることが大前提です。生産者は花をつくってこそ生産者です。
ブルームネットさん、PCさんが大阪の花屋さんから熱烈に支持されるのは、その花の品質の高さゆえです。