2008年11月6日木曜日

突然ですが・・・

3回目のブログを掲載すべく、張り切って原稿を書いたのですが・・・。
なんと、2回目の原稿の上書きになってしまいました。
ということは、省エネの文章が消えてしまいました。
なんでやねん。とほほ・・・。

なにわ花いちばのホームページ担当者から1時間の特訓を受けたのですが、成果がなかったみたいです。

今回のテーマは「カーネーション生産100周年 in  かんさいフラワーショー」です。


写真1 カーネーション生産100年パネルディスカッショ
右:日本花き生産協会カーネーション部会長 岡内正明氏、
中央:サトウ花店 佐藤太一郎氏、左:宇田


11月21日、大阪花博記念公園鶴見緑地「水の館」(平成21年2月13~14日に開催されるNaniwaFEX2009もこの会場です)で、かんさいフラワーショー2008が開かれ、3日間で8500人の方に来ていただきました。

そのなかで、カーネーション生産100周年記念事業として、(株)サトウ花店 佐藤太一郎氏、(社)日本花き生産協会カーネーション部会長 岡内正明氏と私の3人で、パネルディスカッションをしました。
日本のカーネーション生産は、明治42年(1909年)東京中野で、澤田さんが温室を建て、栽培したのがはじまりです。カーネーション生産100年の歴史については、別の機会にお知らせします。

パネルディスカッションでは、3人でカーネーションの良さをアピールしました。
すなわち、水あげが簡単、日持ちが長い、花色が豊富、取り扱いやすい、大輪、スプレー、ナデシコタイプなど変化に富み、用途が広いなどなどです。
佐藤さんからも「花店としては、取り扱いやすく、存在感があり、儲かる花です。」と絶賛していただきました。
「しかし・・・」と佐藤さんは続けられました。
「カーネーションはダサイですね。結婚式には使えませんね」
確かに、都会の結婚式でカーネーションを目にすることはあまりないですね。
最近はバラ、ユリ、トルコギキョウなどでしょうか。

ものには成長サイクルがあります。
「誕生」→「成長」→「成熟」→「飽和」→「衰退」です。
山を登るようなものです。
成熟で山頂に達し、飽和で下り始めます。
衰退はまさしく下り道です。

100年の歴史があるカーネーションは成長期ではありません。
しかし、成長サイクルは、誕生からはじまり、衰退で終わるものではありません。
いったん下った後、再び新しい山を登りはじめます。
ダリアがその例です。
古くさい花の代表でしたが、巨大輪品種「黒蝶」の登場をきっかけに、またたくまに時代の花になってしまいました。白の大輪品種「鎌倉」はブライダルで人気です。

「ダサイ」といわれるカーネーションを新しい花によみがえらせませんか。
なにわ花いちばには、企画力、販売力、気力もりもりの担当者がいます。
カーネーションの新しい時代に踏み出しませんか。
意欲ある生産者をお待ちしています。