2009年2月15日日曜日

NaniwaFEX2009セミナー①生産者向け

NaniwaFEX2009(2月13~14日)に大勢のみなさまのご来場ありがとうございました。
たくさんの方々がセミナーに参加していただきました。
















両日の午前中に開いた生産者のみなさま向けのセミナー内容をお知らせします。

元気な産地作り

ピンチをチャンスにかえる7つのポイント


ポイント1 お客様は誰かを知ろう

      ①花の消費は多様

      ②花の消費者は花屋さん

      ③どんな花屋さんがあなたの花を買っていますか


ポイント2 お客様の要望にあわせた花を提供しよう

      ①花屋さんの意見、要望を聞く

      ②目標とする品質は

      ③目標とする品質にあわせた栽培技術

      ④NaniwaFEXの活用


ポイント3 選別は厳しく

      ①栽培と選別で品質向上

      ②ネット販売は信用で成り立つ

      ③センチ表示


ポイント4 新鮮・長持ち切り花を提供しよう

      ①「鮮度」とは見かけのみずみずしさ

      ②花の鮮度は回復可能、野菜は一方通行

      ③ウリは日持ちの長い花

      ④市場の公認日持ち検査室(担当 高橋史昌)を活用しよう 


ポイント5 栽培履歴をつけよう

      ①安全・安心

      ②花でも原産地表示

      ③産地共通の栽培履歴ノート

      ④栽培履歴ノートの活用


ポイント6 情報も商品です

      ①情報発信で差別化

      ②産地と市場で企画商品を


ポイント7 オランダの模倣でない日本的経営をめざそう

      ①オランダ型花作りの行き詰まり

      ②古くて新しい日本型経営

      ③花作りで地域を護る


番外 地元の技術者を活用しよう 


次回は花屋さん向けのセミナー「切り花の寿命を縮める5つの要因と対策」の内容をお知らせします。

2009年2月6日金曜日

NaniwaFEXで何がピンチかを講演します

前回、前々回には「ピンチがチャンス」について説明しました。


さて、そもそも花生産者にとって何がピンチでしょうか。


経済不況、不景気はいつかは回復します。

本当のピンチは、①花作り100年を経過し、組織的・構造的な「疲労」、

②不況が回復しても国産の花が売れるようになるとは限らない、ということです。

 イギリスは驚異的に花の消費が増えました。しかし、それは輸入が増えただけで、イギリスの花はかえって衰退してしまいました。


では、産地では何をすべきか、NaniwaFEXではそのことをお話します。

また、花屋さんむけの「鮮度保持技術」の講演もあります。


くわしくは下記のポスターをご覧ください。