先日、私の地元で花卉組合の総会がありました。
来賓のトップバッターは市長さん。ご祝辞、開口一番、「はなき組合総会おめでとうございます」。
この市長さんは現在2期目、元は県の幹部で、農業にくわしい方です。
花の産地の市長さんですら「花き」が「はなき」です。
こんな場合、花卉組合員はどんな態度をとればよいのでしょうか。
その一 「政治家ってみんな麻生さんみたいね」と、あきらめる。
その二 祝辞原稿に、ふりがなをつけなかった役場の担当者をせめる。
その三 「花き」をみんなに知ってもらうため、宣伝活動に力を入れる。
どれももっともですが、日本で「花き」生産がはじまって100年。100年かけても「花き」が認知してもらえないのですから、いまさら「花き」を普及しようとしても無理でしょう。
その四 誰もが知らない「花き」をやめ、単に「花」にする、というのはいかがでしょうか。
まず農林水産省が率先して「花き」産業振興室という名称を「花」産業振興室に変えて下さい。農水省が変わると、都道府県も「花き」係は「花」係に、果樹「花き」課は果樹「花」課に変わるでしょう。
生産者の団体、(社)日本「花き」生産協会も(社)日本「花」生産協会に変えなければなりませんね。
(社)全国「花」仲卸協会と、なにわ「花」いちばは先見の明?