思ったような単価がとれなかった生産者、善戦した生産者・・・悲喜こもごもの年中行事でした。
花屋さんも苦戦されたようです。
「不安の時代」、消費者はなかなか財布のひもをゆるめてくれません。しかし、今年は例年になく、業界の活動が活発でした。不況の時代だからできることは何でもやってみようと強い思いのあらわれでしょう。本来、花業界は危機には強いのです。なにわ花いちばでは、ホームページでご覧いただいたように、5月1日にカーネーション生産100年イベントを開催しました。生産者の方々も母の日を盛り上げるために、さまざまな取り組みをされました。
(社)日本花き生産協会カーネーション部会では、切り花の水あげと毎日のお手入れのパンフレット「お花を買って帰ったら」を10万部作り、花屋さんに配りました。花屋さんから花を買っていただいたお客さまに配っていただきました。
※切り花の水あげパンフレット
((社)日本花き生産協会カーネーション部会作成)
(社)日本花き生産協会カーネーション部会青年部では、生産者だけでなく、花屋さんにも使っていただけるように、シールを作りました。
※「カーネーション生産100年シール」
((社)日本花き生産協会カーネーション部会青年部作成)
「カーネーション生産100周年」シールですので、暖地産地から高冷地産地に引き継がれて今年中、目にすることができます。
これらの活動は、母の日の売上げ増に直接には結びつきませんでしたが、次の飛躍への第一歩になったことはまちがいありません。
「夜明けは近い」
生産者のみなさま、花屋さん、お疲れさまでした。