2011年1月3日月曜日

憧れの花を扱う職業

2011年は大西社長の初せりから始まりました。



明けましておめでとうございます。

新年早々にはnaniwaFEX in N.Y.(1月18日)。2月には業界一丸となったフラワーバレンタインです。

2011年は花産業の反転攻勢の年です。

人の好みはさまざまですが、老若男女、誰もが贈られて嬉しいのが花です。人生の節目には必ず花があります。誕生日、入学式、卒業式、結婚、退職・・、そして葬儀、極楽浄土のお供え。

贈られてうれしく、飾って幸せ。いつも身近にあるのに、憧れの存在、それが花です。

そんな花に関わる、花農家、運送業者、市場、花店、デザイナー・・・、立場は違っても、誇りと生き甲斐がある職業です。

「花産業の発展」、「消費拡大」など大上段に振りかぶってしまうと、よそ事で抽象的、どうしていいかわからないことになります。

しかし、「誰もが憧れる花を扱う誇りと生き甲斐ある自分の職業、職場を守る」と考えると、自分のことで具体的になります。2011年はその節目の年です。

輸入に打ち勝ち、生産を続けることができた先進国はこれまでなかったのですから。先進国は花の消費国ですが、生産国でもあり続けているのは日本だけです。

成熟した日本の花産業が手本とすべき国はありません。わたしたち自身の職業、職場を守ることで、先進国で花を生産し、大量に消費する国に、日本が世界ではじめてなれるのです。

自分たちの職場を守るには、花産業の他の職場をよく知ることです。よく知って連携すること、そして足もとを固めつつ、新しいことにチャレンジすることです。

市場は情報の集積基地、発信基地です。生産者、花店の仲立ちが市場の役割です。

今年も情報を発信します。


ご期待下さい。